Re: 中央構造線はプレートの境界ですか?

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中村健

なし Re: 中央構造線はプレートの境界ですか?

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43
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016/4/20 18:33
中村健  長老   投稿数: 581

熊本地震の地殻変動データが国土地理院から公表されているので、その図に地震以前の平
穏時の状況を描き加えてみました。

この図では、九州を四つの地域に区分しました。
A.北九州から本州に向かう陸側の地殻、
B.西九州から東へ向かう地殻、
C.南九州へ向けて南東に方向を変えた地殻、
D.海側のフィリピン海プレート、

図の中で、緑矢印は各区分の地震以前の平穏時の変動方向を表わし、赤矢印は今回の本震
時の変動の方向と大きさを示しています。
熊本地震の地殻変動.jpg
さて、この図で、Bの地殻の流れは、Dの海側の地殻によって前方をさえぎられ、やむを
得ず南東に方向転換させられているのですが、BとCの境界線上では、氷河の屈曲点のよ
うに地殻が傷んで、その傷跡が多くの断層として残されています。

そして今回は、地震以前の平穏期に積み重なった「構造片間の危うい平衡状態」が一挙に
崩れて、大地震を引き起こしたものと思われます。

本震時の地殻の動きは、B側の震源付近では、Dに抑制されていた東側の障壁が何らかの
きっかけで崩れて北東方向に大きく滑り、C側の震源付近では、BとDから受ける力との
平衡を保つように南西方向に動いたように見えます。

今回の地震では、前震と本震を含めて、震源域では1~2mの地殻の変動が観測されてい
ますが、これは平穏時の地殻移動の約100年分に相当する大きなものです。従って、地震
後には一時的に平衡状態に戻ったとしても、周辺には多くの「危うい平衡状態」が残され
ているはずです。

そして、これらの不安定要素が、今後の余震などにどの程度の影響を与えるのか、さらに、
中央構造線などにも影響を及ぼすのか、注意して行きたいと思います。 (中村健)

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