地震の「予知」はできるでしょうか?

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 | 投稿日時 2017/9/27 18:16
中村健  長老   投稿数: 482

「地震予知」がぐらついています。大規模地震対策特別措置法(大震法)でも、「東海」
や「南海」の予知をあきらめたようです。このほかの地域でも、「阪神淡路」も「中越」
も「東日本」も「熊本」も、予知されることなく、地震が起きてしまいました。

しかし、地震が「いつ」起きるかの予測は困難だとしても、今後の地震が「どこ」で、ど
のような「規模」で起きそうかについては、真剣に取り組んでいただきたいものです。そ
して、将来は「いつ」の予知も可能になることを期待したいと思います。 (中村健)

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2017/10/1 6:45
TSUBAME  長老   投稿数: 437

おはようございます。

 もう一つ、自分が住んでいる国土が「どんなもの」なのか、どういう所に自分が住んでいるのか、、、を知らせる(教える)ことも重要ではないかと感じます。

 地理と地学を併せた教科を必修とするとか ^_^;;;
 

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2017/10/2 16:32
N-EXP  一人前   投稿数: 103

 原因があって結果があるのですから、必ず地震を起こすきっかけになる何かがあるはずだと思います。今すぐ、次の東海地震に生かせないとしても、研究の積み重ねで、何百年、何千年か先には今の天気予報並みの精度で、予知ができる時代も来るのではないでしょうか。実際はそんな事もないのでしょうが、完全にあきらめたと感じさせるような報道は???ですね。とにかくいつの時代も記録はしっかり残す必要があると思います。

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2017/10/9 8:27
中村健  長老   投稿数: 482

TSUBAME さんと N-EXP さんから、国土の現状を正しく認識することと、記録の蓄積の重
要性についてコメントをいただきました。そこで今回は、過去に強い地震が観測された地
域を調べてみました。

次の図は、気象庁のデータに基づいて、市町村ごとの最大震度値を検索してまとめたもの
です。観測期間は1923~2017年ですが、日本の地震計の多くは1995年以後に設置されたも
のなので、それ以前のデータには抜けているものがあります。
過去震度日本.jpg
この図では、例えば「6」と書かれた範囲では、これまでに観測された最大震度が「6以
上」であったことを示しています。これを見ると、思った以上に、全国の幅広い地域で強
い地震が起きていたことが分かります。

また。過去に大地震が起きていない地域でも、地殻歪みが蓄積しているおそれがあるので、
安心するわけにはいかないと思います。 (中村健)

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2017/10/13 11:28
N-EXP  一人前   投稿数: 103

 こんにちは。

 分布図拝見しました。姫路市あたりが震度3なのは、阪神大震災以前には地震計の間隔がまばらで、震度が計測されていなかったからでしょうか? 名古屋の東側も同様で、濃尾地震や三河地震の影響はなかったのか? 種子島付近も将来日本を壊滅させる恐れがあるとも言われている鬼界カルデラのすぐ近くで、にわかには信じがたい! 1000年ぐらいデータが蓄積されてゆけば、ある程度の傾向がつかめるようになるかもしれませんが、今はとにかくデータをしっかり残す事に尽きると思います。日本全国どこにいても、大地震のリスクはあると言う事でしょうね。

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2017/10/14 18:53
中村健  長老   投稿数: 482

 N-EXP さんから、前回の分布図の最大震度値は小さ過ぎるのではないかとの疑問が提示
されましたが、ご指摘の通りです。

次の図は、1995年の兵庫県南部地震の震度の分布図ですが、この時点では観測所は1県に
数か所しかなくて、兵庫県内を見ても震度はいずれも4以上でした。(データは気象庁)
阪神淡路震度分布.jpg
ところが、前回掲示した分布図では、この地震の後に地震計を設置した市町村には最大震
度が3のところもあって、上図と比較してみると不自然でした。

そこで、1990年代以前の大地震については、それぞれの地震の震度分布図を参考にして、
各市町村ごとの最大震度値を補正してみました。
過去震度日本訂1.jpg
なお、この図でも、1922年以前に発生した地震のデータは含まれていないのでご注意くだ
さい。(中村健)

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2017/10/14 21:28
N-EXP  一人前   投稿数: 103

   改訂版作成、ありがとうございます。まだ震度6以上に比べて、4~5の範囲が多い感じはありますが、たかだか100年あまりの地震観測の歴史からすると、やむを得ないのでしょうね。あらためて日本列島に地震に対して安全な場所はない事を、日本人として自覚しておきたいと思います。

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2017/10/17 17:32
中村健  長老   投稿数: 482

今回は地震のエネルギーに着目して、マグニチュード7.0以上の大規模地震の震源を図に
描き込んでみました。地震の発生時期は、前期(1923~1950年)、中期(1951~1990年)、
後期(1991~2017年)の3段階に色分けしてあります。
地震マグニチュード図.jpg
この図を見ると、大規模地震は太平洋プレートの縁に最も多く、フィリピン海プレートの
縁でもかなり発生しています。

このほかに、内陸部の地震は、震源が浅くて強震域が狭いものが多いので、マグニチュー
ドが小さくても震度の強い地震があるのですが、このような内陸地震はこの図には含まれ
ていないのでご注意ください。(中村健)

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2017/10/20 7:29
中村健  長老   投稿数: 482

大規模地震(マグニチュードの大きい地震)の多い地域を区分して、仮に、地震帯と呼ん
でみました。
日本列島の地震帯.jpg
(1)北海道地震帯(大平洋プレートがオホーツクプレートを押し込んでいる)
(2)東北地震帯(大平洋プレートとユーラシアプレートが激突している)
(3)小笠原地震帯(大平洋プレートがフィリピン海プレートを押し込んでいる)
(4)南海地震帯(フィリピン海プレートが陸側の地殻を押し込んでいる)
(5)南西諸島地震帯(フィリピン海プレートとユーラシアプレートが衝突している)
(6)北日本海地震帯(ユーラシアプレートが収束して沈降している)
(7)西日本地震帯(ユーラシアプレートが分流したり付加されたりしている)

(ここでは、「衝突・激突」=逆方向に進むプレート同士の接触、「押し込む」=プレー
ト同士が接触して同じ方向に進んでいること、を示しています)

各地震帯に付記した数字は、1923~2016年の94年間に起きた地震の合計エネルギー量で、
1EはM7.0 の地震が放出するエネルギー値としてあります。なお、マグニチュード値が
 0.2 大きいとエネルギー値は約2倍になるので、M7.0を1Eとすると、M8.0は約32E、
M9.0は1000Eということになります。(中村健)

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